リリスについてのメモ

西洋占星術におけるリリス(英語:lilith)は、以下の3つの事柄を差す。(Wikipedia 2020年1月閲覧)

1.実在する小惑星

2.月の遠地点。別名をブラック・ムーン(black moon)。日本では、松村潔 氏、橋本航征 氏、霜月マイア 氏 らが使用。

3.地球が月以外に持つとされたもう一つの衛星。現在では架空天体と考えられている。別名をダーク・ムーン(dark moon)。日本では、秋月さやか 氏らが使用。

 

月の遠地点は不規則な動きをする。そのため、2.では、計算上ではあるが本当の位置(true)と平均化した位置(mean)の2種類がある。

占星術百科』(ジェームス・R・ルイス著、鏡リュウジ監訳、原書房、2000年)で「リリス」を調べてみると、1.3.が挙げられており、2.は無かった。「月」の項目にも2.に関する記載は無かった。「遠地点」の説明はあった。